真夏のチキンカツ
■7/30 真夏のチキンカツ
明日のタナオロシの準備をする。
と言っても、加工品に関しては前もってスキャンしておいたものをプリントアウト。
生肉に関しては、当日分類別に電卓を叩いて集計するだけです。
ついでと言ってはなんだが、時間もあったので冷蔵庫の整理もする。
・・と言うのは建前で、今回は丁度平日にあたるし、特売も無いので
大よそ販売量も読めるので、計量できる物は今のうちしておく。
本来なら、望ましくない行為なのであろうが、変化があれば消しゴムで消すだけの問題。
売り場から在庫から、当日全部マジメにやってたら、とうてい家へは帰れないので
タナオロシ当日は、売り場をメインに計算する。わたしの勝手な段取りです。
平日のタナオロシは、なるべく在庫を絞り込んで・・と思うが、
今現在、自分一人で発注しているわけではないので、そう上手くは行かない。
在庫金額が多いと過剰在庫だとファクスが来るし、少なけりゃチャンスロス。
昼から、音次郎が発注しすぎた、冷凍チキンカツとロースカツをインプロにする。
しかしこのクソ暑い時期で、ましてや夏休みなのに売れるはずが無い。
なんで、夏休み前にこんなもん発注したんだと、注意するつもりでヤツに聞いてみると。
「夏休みで子供達が家にいて、お昼にカツ食べるかなと思いました。」
どうやら、母子家庭の音次郎宅では夏は冷凍庫に随時置いてあるらしい。
シゴトから帰ってきた母親が、一番手早く作れ、音次郎が喜ぶ食材だという。
・・それぞれの家庭では、それぞれの事情があるのだと思った。
・・注意するのも気が引けたので、実際売り場で売ってみたのだよ。
全然売れない状況を見て、ヤツは納得したようだ。
少し可哀想な気がした。
わたしがギャーギャー言うより、売り場はヤツにイロイロ教えてくれる。
わたしなんかより、売り場に聞くほうが確実であるのだよ。
だって、売り場はお客と一番距離が近いんだもの。