イオン県央店
燕市井土巻3丁目65
JR燕三条駅近くで営業しているイオン県央店。1991年4月に当時の新潟ニチイによって、県内初の新業態・生活百貨店「県央サティ」としてオープン。後にグループ企業の再編もあり、マイカル新潟、マイカル北日本、マイカルへと運営会社も変化。2011年3月のイオンリテールによるマイカルの吸収合併にともない、イオン県央店へと店名も変更されました。
燕三条ワシントンホテル併設の本館と別館、新立体駐車場の3棟で構成され、本館1階はイオンの食品フロアを中心に、コムサ・イズムなどの衣料や雑貨専門店のほか、サイゼリアなどの飲食店、フードコート、スポーツクラブのジョイフィットなど。2階は婦人・紳士用品のイオン直営フロアや専門店のほか、フィットネスジムのカーブスなど。
3階は子ども用品や生活雑貨のほか、インテリアや寝具など。4階と屋上は立体駐車場。 店内随所にサティ初期の店内サインが残り、今もなお、マイカルやサティ好きには注目される店舗となっています。
別館は1997年9月に、ワーナー・マイカル・シネマズ県央とサティ飲食店街としてオープン。現在はイオンシネマやタイトーステーションのほか、カラオケマイムなどが営業。別館と新立体駐車場は本館より後続のため、それぞれが独立した建物になっています。それにしても、別館や新立体駐車場のみならず、平面駐車場も市道によって細分化されているので、もっと一体化した開発はできなかったのかと感じつつ。
しかしながら、地図を見ると店舗周辺の区画は一般住宅の建設を想定した面積のようで、あくまで憶測の域ですが、区画整理事業の計画段階では大型商業施設の誘致は見込んでいなかったようにも見えます。
いずれにしても、来年で開店30周年を迎える旧県央サティ。今後も一定の集客を得られるよう望んでいます。