イオンスタイルラブラ万代
新潟市中央区万代1丁目5-1
新潟市中心部・万代シテイの核となる、複合商業施設「ラブラ万代」。地上6階・地下1階のうち、地下1階にはイオンスタイルラブラ万代が営業。
惣菜の量り売りを主とした「リワードキッチン」や、ワインなどの酒類を提供する飲食スペース「万代バル」を中心とした、即食とイートインの充実したフロア。導線は反時計回りでリワードキッチンと惣菜、鮮魚、畜産、青果の流れ。レジは9台とセルフレジ4台ほど。青果はフルーツやカット野菜を中心に、小ロットのばら売りが多くを占める、都市型の品揃えとなっています。
そもそも、ラブラ万代の前身は、1973年11月にオープンしたダイエー新潟店で、高度経済成長期も冷めやらぬ頃、1979年にはダイエー全店舗で全国1位の月間売上高を記録するほどでした。
中心部の古町や万代は未来永劫、廃ることなどありえないと多くの人が信じたバブル期を経て、郊外での大型店舗の出店が進むと、客動向も変化。ダイエーの経営再建にともない、2005年11月に閉店となり、32年の歴史に幕を閉じました。
その後、2007年3月に複合商業施設「ラブラ万代」として営業を再開。若年層や女性向けの有名専門店を中心に誘致するなど、ダイエー当時とは雰囲気も一変。地階の食品フロアには、イオン株式会社によるイオンラブラ万代店もオープン。
2007年当時の称号はジャスコが主流だったため、全国初のイオン店舗として注目されました。その後、2016年7月にイオンスタイルラブラ万代としてリニューアルオープンし、現在に至ります。
オープン以降、幾度かリニューアルを重ねているラブラ万代。2021年秋の完成に向け、隣接する万代シテイバスセンターの改修工事も含めて、全体的なリニューアル工事が進んでいます。街は大きく変化するようですが、イオンスタイルは引き続き、地階で見守っていく役割なのかと。