イオン三条店

三条市西裏館2丁目12-20

国道289号線沿いで営業しているイオン三条店。1982年オープンの古参店で、本館と食品館をテナントで連ねた回廊でつなぐという、新潟県内では珍しい店舗。

本館1階は婦人服を中心とした直営フロアとテナント、2階はキッズと生活雑貨を中心とした直営フロアで、100円ショップとナムコランド。回廊には化粧品店や整骨院など。

食品館はイオンの食品売り場を中心に、地元新潟のファストフード「フレンド」のほか、ツボイフローリスト、昭和ドライ、菓子のヤマトヤ、お茶の星野園、サーティーワンアイスクリーム、ベーカーシェフなどのテナントで構成。食品売り場の導線は反時計回りで、催事場・リカー・青果・鮮魚・畜産・惣菜・日配の流れ。

内装はかなりノスタルジックな食品館ではありますが、24時間営業に加えて、周辺は国道沿いの市街地ということもあり、一定の集客は得ているようです。施設を全体的に見ると週末型ではあるものの、ファミリー層が短パン姿のサンダル履きでチョイ寄りできる雰囲気で、品揃えもレディースとキッズに向けた、日常アイテムが多く見られます。

2キロ範囲にはイオン県央店も営業していますが、少し着飾って来店する雰囲気でもあり、「先週はサティ(イオン県央店)で映画を見て買い物したから、今週はジャスコ(イオン三条店)でいいか…」的な、住み分けはできているように見えます。

古参店のため、マニアによる旧ロゴ探しの候補に挙がるものの、比較的小型店舗なので、その痕跡はかなり限られるのかと。かつて、食品館フレンドの隣にマクドナルドがあったとか、催事場やリカーコーナー付近はテナントフロアだったとか。その程度の痕跡であれば、近年の変化だけでも楽しめるのかもしれません。