イオン店舗訪問

イオンスタイル新津

2020/05/27ソフトオープン・29日グランドオープン
新潟市秋葉区南町7-53

秋葉区のJR新津駅を中心とする市街地の一角、県道7号線沿いで店舗建設が進んでいたイオンスタイル新津ですが、5月27日ソフトオープン、5月29日グランドオープン。2008年12月に閉店した、ホームセンタームサシ旧新津店跡地への出店。閉店後は長らく空き店舗となり、解体後も更地となっていました。

店舗エントランス2か所のうち、西側を入口、東側を出口とそれぞれ分離。店内の導線は反時計回りで、青果・日配・鮮魚・畜産・乳製品・惣菜・リワードキッチン(対面式の惣菜)・ベーカリー・イートイン「ここdeデリ」の流れ。レジはセミセルフをメインとし、通常5台ほど。レジ向かいには、イオンブランド「Glam Beautique (グラムビューティーク)」ドラッグやコスメのフロア。

品揃えとしては、近郊野菜や新潟の清酒ほか、イオングループの清水商事(清水フードセンター)から納入された惣菜や弁当。鮮魚など鮮度感を最優先するアイテムを除いて、生鮮品や惣菜などは基本的にアウトパック。レディミールのほか、匠和牛やうまみ和豚などトップバリュを中心としながらも、業務用に近い冷凍品やジャンボパックも。

目新しいものといえば、今年3月から鳴り物入りで運用が開始された「レジゴー」。エントランスに用意された専用端末(スマートフォン)を使って、お客自ら買い物をしながら商品をスキャンし、清算時に専用端末をレジにかざして清算へ至るシステム。

県内では初導入とのことで、チェッカーさんは「買い物しながらセミセルフレジ」と記されたユニフォームを着用してPR。端末がセットできる買い物カートも用意されていて、スタッフが入店客に使い方を説明。子ども連れのママ友たちが、楽しむように使う姿も見られました。

レジゴーも含めてショートタイムショッピング、ワンストップショッピングを謳っていますが、そもそも競合が軒並み、郊外立地の週末型大型店ということもあり、市街地立地で平日のいつも買いを狙う意図としては、このイオンスタイルはしっくりはまるのかと。加えてコスメや婦人肌着、ペットフードや生活雑貨の充実から見て、幅広い年齢層で女性をターゲットとしている面も。

商業地としては長らく活用されなかった立地のため、今後の集客に注目ですが、生鮮品の品揃えを絞ったうえ、インストアパックの比率を極力抑えている点からして、一定の集客があれば営業は継続できるのではと感じました。

駐車場の舗装は一新
「まねきねこ」と「村さ来」は既存店舗

j-rakuda

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