リオン・ドール白根北店
2021年4月16日 オープン
新潟市南区能登406-2
1月に閉店した、産直店舗のとんとん市場白根店跡ですが、4月16日にリオン・ドール白根北店としてオープン。1キロほど南で営業している、白根店のサテライト店とも見えます。
店内導線は反時計回りで、青果・鮮魚・畜産・乳製品・冷凍食品の流れ。レジはセミセルフを含め3台ほど。内外装はリオン・ドール仕様に一新されました。
レジ前の平台には惣菜や弁当のほか、寿司やブランジュリーのベーカリーを品揃え。店舗面積は限られるため品揃えも限定的ですが、従来は白根店の商圏でもあり来店頻度はあがりそうな立地かと。
近距離の白根店との共存を心配する声も聞きますが、白根店の中国料理「福龍門」の商品を除いては、両店とも生鮮品とベーカリーのほぼすべてを加茂店やフォーシーズンファクトリなどから搬入しており、人件費等のコストは抑えていると見られるので、仮に継続が難しかったとしても大きな痛手にはならない気も。
ここまで着実に店舗数を伸ばしているリオン・ドールですが、2/3程度が近隣店からのアウトパック搬入と見られ、かつてはフルスペックだった白根店や西川店のように「福龍門」以外は店内加工を取りやめている店舗も。
白根店ではオープンキッチンのガラスに白いシートが貼られてバックヤードが隠され、インストアベーカリーのブランジュリーもキッチンの扉は閉められ、搬入商品とメーカー商品が並ぶのみへと変化。生鮮の従業員が消えた店内と、薄い陳列量には悲愴感もあります。
各地で商戦も激化しているためか、2019年オープンの北三条店以降は小型店での出店が主流に。人手不足も一つの要因かもしれませんが、用地選定も含めてフルスペックでの出店はなかなか大変なのかもしれません。