ウオロク空港通店
2023年5月24日 オープン
新潟市東区河渡新町2丁目1-23
東区の国道113号線で通称空港通り沿い。市営松浜住宅跡地で再開発が進んでいたゲートヒルズ河渡新町(仮称時:河渡新町ショッピングプラザ)ですが、5月24日にウオロク空港通店がオープン。西側の商業エリアには、ウオロクのほかドラッグトップスや無印良品も出店。東側の分譲地では一部でハウスメーカーによる展示場もオープンしており、今後は段階的な販売が予定されている告知も。
ウオロクは5月7日に閉店した河渡店からの移転で、ドラッグトップスは近隣の空港通り店と、地域にとってはなじみ深い店舗。6月16日オープン予定の無印用品はラブラ万代のほか、一部コンビニでも品揃えされ、知名度も高いブランドですが、県内初のロードサイド店出店となり、注目されるスポットになりそうかと。
ウオロク店内の導線は時計回りで、青果・鮮魚・畜産・日配品・惣菜や寿司と並行してアイスや乳製品・ベーカリボーレとイートイン「ウオロクカフェ」の流れ。レジは通常、セミセルフ7台と、セルフレジ6台ほど。セルフレジ向かいに銘店とサービスカウンター。
内装は木目基調で間接照明を使いつつ、ポイント照明で冷蔵ケースを演出。松浜地区や濁川地区など周辺地場野菜を陳列し、強みの鮮魚も近郊漁港で水揚げされた丸物を揃えたほか、畜産も地元銘柄やハムソー、リカーはワインやチーズを主力とした見せ方で、スイーツからのサラダ・惣菜・寿司・ベーカリー類のライン、いわゆる即食を充実させるとともに、魚飯などウオロクらしい魚を使った弁当や惣菜、お酒のおつまみでも楽しめる逸品の充実が見て取れました。
店内を歩いていると「これだったら前の店よりこっちに来ちゃうよね」「牡丹山へ行ってたけど、こっちにしようか」などと話すファミリー層の声も聞こえつつ。移転前の河渡店閉店は残念ではありましたが、売り場面積が大幅に広くなったことで、アイテム数が増えボリューム感のある充実した売り場となり、旧来の顧客からは一定の理解は得られるのかと感じます。
さて、無印良品の6月オープンをもってウオロク・ドラッグトップスと三強が集うこととなる空港通り「ゲートヒルズ河渡新町」。1980年代以降のロードサイド店が連なる黄金期を経て、2000年代以降は市街地南部で原信河渡ショッピングセンター周辺の開発が進むにつれ、関係者からは居ぬき通りや空き店舗通りと揶揄されておりましたが、いよいよ盛り返す時代がやってきたのでしょうか。
週末の渋滞が気になるところですが、今後はさらなるテナント誘致を含めた集客も期待したいです。